- しんこう
- I
しんこう【侵寇】他国土に攻め入り害をなすこと。II
「大軍をもって~する」
しんこう【侵攻】他国を攻め, その領土に侵入すること。 侵犯。III「隣国領土を~する」
しんこう【信仰】〔古くは「しんごう」とも〕(1)神仏などを信じ崇(アガ)めること。 経験や知識を超えた存在を信頼し, 自己をゆだねる自覚的な態度をいう。「仏教に厚い~を寄せる」「神を~する」
(2)人を信じうやまうこと。IV「三郎の為人(ヒトトナリ)を益々景慕し, 弥々(イヨイヨ)~する心を生じた/薄命のすず子(お室)」
しんこう【振興】物事を盛んにすること。 また, 盛んになること。V「産業を~する」「学術の~をはかる」
しんこう【新巧】新しい工夫。VI「~の機器を発明する人あるに由て/西国立志編(正直)」
しんこう【新考】新しい考え。 新しい考察。 新説。VIIしんこう【新興】新しく勢いが盛んになること。 新たに興ること。 また, 新しく興すこと。VIII「~の文学」「~勢力」「~産業」
しんこう【新講】新たに講ずること。 本の題名にも使われる。IX「~万葉集」
しんこう【新香】⇒ しんこ(新香)Xしんこう【深交】深く親しい交際。XI「~を結ぶ」
しんこう【深厚】〔「じんこう」とも〕(1)人や物事に寄せる気持ちが, きわめて深く厚い・こと(さま)。「~な謝意を表する」
(2)物事のもつ意味や内容がきわめて奥深い・こと(さま)。XII「此世界は三四郎に取つて最も~な世界である/三四郎(漱石)」
しんこう【深更】夜ふけ。 真夜中。 深夜。XIII「激論は~に及んだ」
しんこう【深紅】濃いくれない。 しんく。XIV「~色」
しんこう【深耕】土を深く耕すこと。XVしんこう【神光】霊妙不可思議な光。 神仏の体から発する光。XVI「誕生の日~室をてらす/著聞 2」
しんこう【神効】すぐれたききめ。 霊験。XVIIしんこう【神工】神が作ったかと思うほど霊妙な製作。XVIIIしんこう【神幸】〔「じんこう」とも〕(1)遷宮や祭礼に際し, 神体が神輿(ミコシ)などに乗って新殿や御旅所・祭場に渡御(トギヨ)すること。(2)神が臨幸すること。XIXしんこう【親交】親しくつきあうこと。 親しい交際。XX「~を結ぶ」「政治家と~がある」
しんこう【親好】親しみ。 親しいつきあい。XXIしんこう【親狎】親しんでなれなれしくすること。 こころやすくすること。XXIIしんこう【身光】光背の一。 仏像の背後にある, 光を造型化した長楕円形の装飾。XXIIIしんこう【進攻】軍隊をすすめて敵を攻撃すること。 進撃。XXIV「敵陣深く~する」
しんこう【進航】船が進路を行くこと。 航行すること。XXV「ボルネヲに向て~す/浮城物語(竜渓)」
しんこう【進行】(1)前へ進むこと。「列車が~する」
(2)物事がはかどること。 はかどらせること。XXVI「工事が~する」「議事の~がおそい」
しんこう【進講】天皇や身分の高い人に学問を講義すること。XXVII「皇太子に英国史を御~する」
しんこう【進貢】貢ぎ物を奉ること。「国王に~する」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.